受付終了)トーク「つくること」はお仕事ではありません

 

若林 恵『さよなら未来 エディターズ・クロニクル 2010-2017』発売記念

トーク:「つくること」はお仕事ではありません

 

誰かに頼まれたわけでもなく、「つくること」をし続ける人たちがいます。お金儲けのためでもニーズがあるからでもなく、つくってしまう人々。そうして生まれたモノに出会い、触発され、その価値を自分なりに世の中に開いていこうと、また新たになにかをつくる人もいます。
しかし、その「つくること」に必要なのは、お金?技術?情報?はたまた勇気?
今回のトークでは、「数値化できない価値」あるいは「わからなさ」にこそ、豊かさや希望を見出す3人が集い、アート・音楽・雑誌メディアといったそれぞれのフィールドから、よもやま談義してみようと思います。
「経済」の枠組みから外れてもなお立ち現れる「価値」とはなんなのか。「つくること」の根源に、怖がりながらも触れてしまう一夜になるかもしれません。

 

日時:2018年6月30日[土]19:00-20:30
会場:book cafe 火星の庭(仙台市青葉区本町1-14-30-1F)
出演:長内綾子(Survivart)+澁谷浩次(yumbo)+若林 恵(blkswn publishers)
料金:入場料1000円+1ドリンクオーダー
定員:30名

予約:定員に達したため、予約受付を終了しました(6月25日)
メールタイトルを「イベント予約」とし、
本文に、お名前(ふりがな)・人数を明記して、以下のアドレスまで送信してください。
送信先:sendai(at)survivart.net *(at)を@に変えて送信してください。

主催:Survivart
共催:book cafe 火星の庭 http://www.kaseinoniwa.com/

 

◎出演者略歴

長内綾子|おさない・あやこ
1976年北海道生まれ。Survivart代表、キュレーター/コーディネーター。2004年、アーティストの岩井優らとSurvivart(サバイバート)を立ち上げ、トークや展覧会等を企画。以降、現代アートの現場に限らず、問いを立て応答を引き出す場の設計、およびキュレーションを行っている。2011年11月より東京から仙台へ拠点を移し、自宅の一軒家を『全部・穴・会館<ホール>』と命名して、上映会やトークイベントなどを不定期で開催しているほか、長きに渡り韓国のリサーチを継続しており、今後の展開を目論み中。
http://sendai.survivart.net/

 

澁谷浩次|しぶや・こうじ
1970年北海道生まれ。ミニコミ編集を経て詩人を目指すが断念し、1994年より仙台に移り住んで音楽活動を始める。集団即興「日々之泡」や自宅録音のテープを少部数販売。1998年にグループ「yumbo」結成し、4枚目のアルバム「鬼火」を2016年10月に発売。2011年より「喫茶ホルン」を経営している。
yumbo http://red.ap.teacup.com/yumbo/
喫茶ホルン http://kissahorn.blogspot.jp/

 

若林 恵|わかばやし・けい
1971年生まれ。編集者・ライター。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社に入社、月刊『太陽』を担当。2000年にフリー編集者として独立し、以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長に就任。2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers、http://blkswn.tokyo)設立。

 


 

若林 恵『さよなら未来 エディターズ・クロニクル 2010-2017』
岩波書店・2200円+税・540頁・2018年4月19日刊行

「未来」の捉え方を変えることでしか、新しい未来は見えてこない――。テクノロジー、ビジネス、音楽、出版など、世界の最前線に触れてきた気鋭の編集者(『WIRED』元編集長)による、七年間にわたる思索と発信の軌跡を集成。人文知をコンパスに、勇気を胸に、地図なき未来によりよく迷うことを誘う、新しい時代と世界への予感の書。
https://sayonaramirai.com/

*イベント当日、会場にて購入可能です!

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